聖霊降臨後第24主日礼拝/Twenty-Fourth Sunday after Pentecost
ーー全聖徒主日の祈り、聖餐式ーー
●本日の礼拝式(ご起立の困難な方は、どうぞ着席のまま礼拝をお守りください)
司式・説教:奈良部恒平
前 奏
<開会の部/Gathering>(礼拝式文1~5ページ/Book of Worship 1-5)
1、はじめの歌(起立) 教会讃美歌316番♪
1.主イェスの救いは 奇しき恵み
われらをあがない きよめたもう。
汚れしこの身の 救いのためにと
主イェスは苦しみ 血を流せり。
2.ゆるがぬ岩なる イェスの十字架
今よりときわに わがもといぞ。
み傷をあがめよ、 羊の血こそは
わが世を去る日の み国のかぎ。
3.いのちの泉の 湧きてながる
恵みの十字架 永遠にたたえん。
主イェスのわきよりしたたる血しおは
日ごとに新たに われをきよむ。
2、み名による祝福
司式者)父と子と聖霊のみ名によって。
会衆)アーメン。
司式者)主が共におられるように。
会衆)またあなたと共に。
3、十戒 ―主が自由の民に与えられた主の信頼の呼びかけ「十戒」を唱えましょう―
全 員)わたしは主、あなたの神である。
1 わたしをおいて、ほかに神があってはならない。
2 あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。
3 安息日を心に留め、これを聖別せよ。
4 あなたの父母を敬え。
5 殺してはならない。
6 姦淫してはならない。
7 盗んではならない。
8 隣人に関して偽証してはならない。
9 隣人の家を欲してはならない。
10 隣人の妻、男女の奴隷、牛、ろばなど、隣人のものを一切欲してはならない。
4、罪の告白の勧め
司式者)私たちは 神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、
主イエス・キリストのみ名によって、赦しを願いましょう。
5、罪の告白
司式者)全能の神さま。
全 員)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことば、行いと怠りによって多くの罪を
犯しました。私たちはみ前に罪をざんげし、主なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司式者)憐れみ深い神さま。
全 員)十字架の死さえ惜しまず、私たちを愛してくださった、み子イエス・キリストのゆえに、
すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、
また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
司式者)ひとりひとり、沈黙のうちに祈りましょう。(しばらく沈黙のうちに罪の告白をします)
6、ゆるしの言葉
司式者)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、
罪を悔いみ子を信じる者に、ゆるしと慰めとをお与えくださるように。
全 員)アーメン
7、キリエ(主よ)
全 員)造り主、神よ、あわれんでください。 あがない主、キリストよ、あわれんでください。
慰め主、聖霊よ、あわれんでください。
8、グロリア(栄光)ーー四旬節(聖木曜日、聖金曜日以外)には典礼上用いない慣例がありますーー
司式者)天には栄光、神にあれ。
全員♪)ち に は へ い わ、ひ と に あ れ 。
主なる全能の神よ。その大いなる栄光に感謝します。
主イエス・キリスト、神のひとり子、世の罪を取り除く主よ。
私たちを憐れんでください。 私たちの祈りを聞いてください。
主は聖霊と共に、父なる神の栄光のうちに。アーメン
9、主日の祈り/つどいの祈り
全 員)全能の神様。 あなたは御子を通して「愛は律法を完成する」と教えてくださいました。 私たちが心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くしてあなたを愛し、自分のように隣人を愛することができますよう教えてください。 救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
<みことばの部/God’s Word>(礼拝式文6~7ページ/Book of Worship 6-7)
10、聖書の朗読
第一朗読 申命記6:1-9 (旧220)/Deuteronomy 6:1-9
6:1これは、あなたたちの神、主があなたたちに教えよと命じられた戒めと掟と法であり、あなたたちが渡って行って得る土地で行うべきもの。 2あなたもあなたの子孫も生きている限り、あなたの神、主を畏れ、わたしが命じるすべての掟と戒めを守って長く生きるためである。 3イスラエルよ、あなたはよく聞いて、忠実に行いなさい。そうすれば、あなたは幸いを得、父祖の神、主が約束されたとおり、乳と蜜の流れる土地で大いに増える。
4聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 5あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
6今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、 7子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい。 8更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、 9あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。
第一朗読への応答の賛美唱交読(起立)――詩編、栄唱――
(詩編119:1-8/Psalm 119:1-8)
いかに幸いなことでしょう。
まったき道を踏み、主の律法に歩む人は。
いかに幸いなことでしょう。
主の定めを守り、心を尽くしてそれを尋ね求める人は。
彼らは決して不正を行なわず、主の道を歩みます。
あなたは仰せになりました。あなたの命令を固く守るように。
わたしの道が確かになることを願います。あなたの掟を守るために。
そうなれば、あなたのどの戒めに照らしても、恥じ入ることがない。
あなたの正しい裁きに学び、まっすぐな心であなたに感謝します。
あなたの掟を守ります。どうか、お見捨てにならないでください。
司式者)父と子と聖霊の神に栄光あれ。
会 衆)初めも、今も、永遠に。アーメン。
第二朗読 ヘブライ書9:11-14 (新411)/Hebrews 9:11-14
9:11けれども、キリストは、既に実現している恵みの大祭司としておいでになったのですから、人間の手で造られたのではない、すなわち、この世のものではない、更に大きく、更に完全な幕屋を通り、 12雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。 13なぜなら、もし、雄山羊と雄牛の血、また雌牛の灰が、汚れた者たちに振りかけられて、彼らを聖なる者とし、その身を清めるならば、 14まして、永遠の“霊”によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝するようにさせないでしょうか。
福音書朗読(起立) マルコ福音書12:28-34 (新87)/Mark 12:28-34
12:28彼らの議論を聞いていた一人の律法学者が進み出、イエスが立派にお答えになったのを見て、尋ねた。「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」 29イエスはお答えになった。「第一の掟は、これである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。 30心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』 31第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」 32律法学者はイエスに言った。「先生、おっしゃるとおりです。『神は唯一である。ほかに神はない』とおっしゃったのは、本当です。 33そして、『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を自分のように愛する』ということは、どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」 34イエスは律法学者が適切な答えをしたのを見て、「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。もはや、あえて質問する者はなかった。
11、こどもメッセージ/こどもたちへのお話し
12、みことばの歌 教会讃美歌484番♪
1.あてもなく さ迷い
行き悩む 時にも
わが歩み 守りませ、 わが主よ。
2.友はみな 去りゆき
われら主に そむけど
主はわれと とこしえに 在すなり。
3.主こそわが かくれが
新しき 力ぞ
光もて 照らしませ、 ゆくてを。
4.終わりの日 来たりて
主を仰ぐ 時まで
導きを 与えませ、 わが主よ。
アーメン
13、説教 「神の国から遠くない」
14、感謝の歌 教会讃美歌259(1-4)番♪
1.イェス・キリストわが救い 神のいかり 取りのぞき
み苦しみによりて ほろぶるもの救いたもぅ。
2.その恵みを 偲ぶため 主はからだとその血をば
パンとぶどう酒によりて みことばもて与えたもぅ。
3.み糧をいま 受くる者 主のみ前に こころせよ。
み恵みをば知らず 受くる者は さばきをえん。
4.父なる神 ほめたたえん。 希しき糧 与えたもぅ、
み子の死もて来たる その恵みを 思いつつ。
アーメン
ーー全聖徒主日の祈りーー
全能の神様。 あなたは、御子イエス・キリストの聖なるからだへとあなたの民を紡ぎ、一つとしてくださいました。 あなたを愛する私たちに、信仰と献身を貫いた聖徒たちに倣い、備えられた言い尽くせない喜びに与らせてください。 あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。 アーメン
15、信仰の告白(起立) 使徒信条(礼拝式文7ページ)([資料]ニケヤ信条(礼拝式文20ページ))
ーキリスト教会の信仰告白「使徒信条」によって、私たちの信仰の告白を共にいたしましょうー
全 員)天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。
そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを私は信じます。主は聖霊によってやどり、
おとめマリアから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、
死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。
そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とを裁かれます。
聖霊を私は信じます。また、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、
からだの復活と永遠のいのちを信じます。アーメン。
<奉献の部/Offering>(礼拝式文8ページ/Book of Worship 8)
16、奉献/礼拝献金
17、教会の祈り
ーー次の( )内は<聖餐の部/Holy Communion>「聖餐礼拝」のみーー
(聖餐の歌 教会讃美歌259(5-9)番♪)
5.ただ信ぜよ ゆるがずに。 罪の道に さ迷いて
心しずむものに 与えられし この糧を。
6.いつくしみと恵みもて 弱きものを 追い求め
罪の報いのぞき さいわいをば与えたもぅ。
7.主は宣う 「われに来よ、 汝なすわざ みなむなし。
人のわざによらず われとともに食せよ」と。
8.心をあげ ただ信じ ことばによりあらわさば
主のみ糧はとわに 汝心を 慰めん。
9.主のみ糧は はたらきて おのがうちに実を結ぶ。
神の愛にこたえ となりびとをただ愛せん。
アーメン
(聖餐式 礼拝式文12~17ページ/Book of Worship 12-17)
<派遣の部/Sending>(礼拝式文9~11ページ/Book of Worship 9-11)
18、ヌンクディミティス(今こそ去ります)「シメオンの讃歌」*原文の歌詞
全員♪)い ま わ た し は 主 の す く いを 見ました。 主 よ あ な た は
み こ と ば の と お り、 し も べ を や す ら か に 去 ら せ て く だ さ い ま す。
こ の す く い は も ろ も ろ の た み の た め に、
お そ な え に な ら れ た も の。 諸 こ く み ん (*異邦人)の こ こ ろ を
ひ ら く ひ か り、 主 に つ か え る た み (*御民イスラエル)の 栄 光 で す。
19、主の祈り(聖餐のある礼拝では「聖餐式」の中に移動)
ー御子、主イエス様が教えてくださった言葉により御国(神の国)の発展を父なる神様に祈りましょう―
全 員)天におられる私たちの父よ、み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
み心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
私たちの罪をおゆるしください。私たちも人をゆるします。
私たちを誘惑に陥らせず、悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。アーメン。
20、終わりの歌(派遣の歌) 教会讃美歌450番♪
1.ちからなる神は わが強きやぐら
悩み苦しみを 防ぎまもりたもぅ。
悪しき敵の 手だて尽くし 攻めきたるも
なにか恐れん 神ともにませば。
2.いかで頼むべき わが弱きちから
我を勝たしむる 強きささえあり、
そはたれぞや 我らのため 戦いたもぅ、
イェス・キリスト、 万軍の主なる神。
3.悪魔世にみちて 襲いせまるとも
勝ちは我にあり などて恐るべき。
この世の君 狂いたてど 何を成しえん
主のさばきに 滅ぶるほかなし。
4.神のみことばは かたく世に立ちて
み霊とたまもの わがうちに溢る。
わが命も わが妻子も 取らばとりね、
神の国は なお我のものぞ。
21、祝福(起立)
司式者)主があなたを祝福し、あなたを守られるように。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように。
父と子と聖霊のみ名によって。
会衆♪)ア ー メ ン、ア ー メ ン、ア ー メ ン
後 奏
[お知らせ] シャローム! 神の民の家、本郷ルーテル教会の礼拝へ、ようこそお越しくださいました。
・本日9時半からヴォラ先生によるバイブルクラスがあります。本郷教会では東京の風習に合わせて7月に振替て実施していますが、キリスト教会の暦では11月の最初の日曜日が「全聖徒主日」です。礼拝の中で、全聖徒を記念して祈ります。礼拝後、定例役員会を開きます。役員の方はよろしくお願いいたします。また、午後の同時間帯に2階礼拝堂で、パーカッション(トロンボーン)の演奏会があります。
・明日4日(月・祝)10:00-16:00、ルーテル学院大学で、ルーテル祭「ルーテルを喜ぶ」(一日神学校と愛祭(めぐみさい)としていた学祭が一緒に行われます)入場は無料です。
・今週8日(金)青年勉強会(対面・オンライン)、次週10日(日)礼拝の中で「小児祝福の祈り」を行います。同日13時半より「聖書通読階」(オンライン)があります。
ーおめでとうございます。主の祝福が豊かにありますように(敬称略)ー7日誕生日:益田明、中嶋真尋
以下は、各自ご確認ください。 ーー集会の予定など(時間などを変更することがあります)ーー
・こどもメッセージ 毎月第2・第4日曜日の礼拝の中で
・聖書通読会 毎月第2日曜の13時30分より(zoom) →11月10日(日)
・聖書を学ぶ会(聖書研究会) 毎月第3木曜の10時30分より(対面・zoom) →11月21日(木)
・英語読書会 原則毎月第3日曜の12時30分より(一階集会室) → 11月17日(日)
・バイブルクラス 学生センターの学期中毎週日曜9時30分(一階集会室)
・駄弁リング会 原則毎月第4日曜日午後1階集会室で各自飲食物を用意の上(自由参加)
・キリスト教入門/聖書入門講座 適宜(礼拝堂・集会室他) →11月29日(金)10時半の予定
・青年勉強会(対面・オンラインのハイブリッド)原則第2金曜日の9時30分→11月 8日(金)9時半
その他:聖歌隊の練習 礼拝後に適宜実施(隊員募集中)、本郷アンサンブルの練習 第3か第4 日曜礼拝後
外部の会堂利用予定:7日、14日、21日、28日(木)午後7時から午後9時までAAさん。
11月9日(土)午後1時半から午後5時までバッハカンターテンコアさん。
ーー11月10日 聖霊降臨後第25主日礼拝/Twenty-Fifth Sunday after Pentecostーー小児祝福の祈り
聖書/READINGS FOR THE COMING WEEK(日本語訳と英語訳の聖書では章節が違う場合があります)
列王記上17: 8~16 (旧561)/1 Kings 17:8-16、詩編146:1-10/Psalm 146、
ヘブライ書ヘブライ9:24~28 (新412)/Hebrews 9:24-28、マルコ福音書12:38~44 (新88)/Mark 12:38-44
教会讃美歌:339、375、394、463番 説教題「だれよりもたくさん入れた。」(仮)
司式・説教:奈良部恒平
☆洗礼・堅信・聖餐(訪問)等を希望される方は、牧師まで、ご連絡をお願いいたします。
☆本郷教会は宣教70年を迎えるにあたり、宣教60年から70年に至る10年の記録を、教会員と教会につながる皆さんから引き続き募集しています。ご寄稿がまだの皆さんは執筆をお願いいたします。栄光在主
ーー献金お振込先ーー
献金の振込先:ゆうちょ銀行 記号番号:総合 10120-9651481
(ゆうちょ銀行からの場合)〇一八(ゼロイチハチ)店 普通 965148 (他行からの場合)
なお、礼拝式の中で歌う、「教会讃美歌」の音源(歌詞)は、JELCのサイトで、ご確認いただけます。
https://jelc.or.jp/jelc-archive/doc_for_service/#sanbi