聖霊降臨後第16主日礼拝/Sixteenth Sunday after Pentecost
●本日の礼拝式(ご起立の困難な方は、どうぞ着席のまま礼拝をお守りください)
司式・説教:奈良部恒平
前 奏
<開会の部/Gathering>(礼拝式文1~5ページ/Book of Worship 1-5)
1、はじめの歌(起立) 教会讃美歌296番♪
1.み前にひれ伏し 神を呼びもとむ、
思いとことばと おこないによりて
罪をばおかしぬ。 主、 あわれみたまえ。
2.わが神わが主よ われを捨てまさず、
恵みのみたまを ゆたかにそそげと
み前にぬかずく。 主、 あわれみたまえ。
3.とうとき血しおに 心きよめられ
罪とが洗われ やすきをいただく。
ゆるされしわれを 主、 あわれみたまえ。
アーメン
2、み名による祝福
司式者)父と子と聖霊のみ名によって。
会衆)アーメン。
司式者)主が共におられるように。
会衆)またあなたと共に。
3、十戒 ―主が自由の民に与えられた主の信頼の呼びかけ「十戒」を唱えましょう―
全 員)わたしは主、あなたの神である。
1 わたしをおいて、ほかに神があってはならない。
2 あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。
3 安息日を心に留め、これを聖別せよ。
4 あなたの父母を敬え。
5 殺してはならない。
6 姦淫してはならない。
7 盗んではならない。
8 隣人に関して偽証してはならない。
9 隣人の家を欲してはならない。
10 隣人の妻、男女の奴隷、牛、ろばなど、隣人のものを一切欲してはならない。
4、罪の告白の勧め
司式者)私たちは 神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、
主イエス・キリストのみ名によって、赦しを願いましょう。
5、罪の告白
司式者)全能の神さま。
全 員)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことば、行いと怠りによって多くの罪を
犯しました。私たちはみ前に罪をざんげし、主なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司式者)憐れみ深い神さま。
全 員)十字架の死さえ惜しまず、私たちを愛してくださった、み子イエス・キリストのゆえに、
すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、
また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
司式者)ひとりひとり、沈黙のうちに祈りましょう。(しばらく沈黙のうちに罪の告白をします)
6、ゆるしの言葉
司式者)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、
罪を悔いみ子を信じる者に、ゆるしと慰めとをお与えくださるように。
全 員)アーメン
7、キリエ(主よ)
全 員)造り主、神よ、あわれんでください。 あがない主、キリストよ、あわれんでください。
慰め主、聖霊よ、あわれんでください。
8、グロリア(栄光)
司式者)天には栄光、神にあれ。
全員♪)ち に は へ い わ、ひ と に あ れ 。
主なる全能の神よ。その大いなる栄光に感謝します。
主イエス・キリスト、神のひとり子、世の罪を取り除く主よ。
私たちを憐れんでください。 私たちの祈りを聞いてください。
主は聖霊と共に、父なる神の栄光のうちに。アーメン
9、主日の祈り/つどいの祈り
全 員)憐れみ深い裁き主である神様。あなたの赦しは泉のごとく尽きることがありません。私たちの石のように頑なな心を、あなたを愛し敬う心に置き換え、み旨を喜んで行うことができるようにしてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
<みことばの部/God’s Word>(礼拝式文6~7ページ/Book of Worship 6-7)
10、聖書の朗読
第一朗読 創世記50:15~21(旧92)/Genesis 50:15-21
15ヨセフの兄弟たちは、父が死んでしまったので、ヨセフがことによると自分たちをまだ恨み、昔ヨセフにしたすべての悪に仕返しをするのではないかと思った。 16そこで、人を介してヨセフに言った。
「お父さんは亡くなる前に、こう言っていました。 17『お前たちはヨセフにこう言いなさい。確かに、兄たちはお前に悪いことをしたが、どうか兄たちの咎と罪を赦してやってほしい。』お願いです。どうか、あなたの父の神に仕える僕たちの咎を赦してください。」
これを聞いて、ヨセフは涙を流した。 18やがて、兄たち自身もやって来て、ヨセフの前にひれ伏して、「このとおり、私どもはあなたの僕です」と言うと、 19ヨセフは兄たちに言った。
「恐れることはありません。わたしが神に代わることができましょうか。 20あなたがたはわたしに悪をたくらみましたが、神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために、今日のようにしてくださったのです。 21どうか恐れないでください。このわたしが、あなたたちとあなたたちの子供を養いましょう。」
ヨセフはこのように、兄たちを慰め、優しく語りかけた。
第一朗読への応答の賛美唱交読(起立)――詩編、栄唱――
(詩編103:(1-7&)8-13/Psalm 103:(1-7), 8-13)
(わたしの魂よ、主をたたえよ。
わたしの内にあるものはこぞって、聖なるみ名をたたえよ。
わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。
主はおまえの罪をことごとく赦し、病をすべて癒し
命を墓から贖い出してくださる。
主は慈しみと憐れみの冠を授け、長らえる限り良いものに満ち足らせ、
鷲のような若さを新たにしてくださる。
主はすべて虐げられている人のために、恵みのみ業と裁きを行われる。
主はご自分の道をモーセに、み業をイスラエルの子らに示された。)
主は憐れみ深く、恵みに富み、忍耐強く、慈しみは大きい。
永久に責めることなく、とこしえに怒り続けられることはない。
主はわたしたちを罪に応じてあしらわれることなく、
わたしたちの悪に従って報いられることもない。
天が地を超えて高いように、慈しみは主を畏れる人を超えて大きい。
東が西から遠い程、わたしたちの背きの罪から遠ざけてくださる。
父がその子を憐れむように、
主は主を畏れる人を憐れんでくださる。
司式者)父と子と聖霊の神に栄光あれ。
会 衆)初めも、今も、永遠に。アーメン。
第二朗読 ローマ書14:1~12(新293)/Romans 14:1-12
1信仰の弱い人を受け入れなさい。その考えを批判してはなりません。 2何を食べてもよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜だけを食べているのです。 3食べる人は、食べない人を軽蔑してはならないし、また、食べない人は、食べる人を裁いてはなりません。神はこのような人をも受け入れられたからです。 4他人の召し使いを裁くとは、いったいあなたは何者ですか。召し使いが立つのも倒れるのも、その主人によるのです。しかし、召し使いは立ちます。主は、その人を立たせることがおできになるからです。 5ある日を他の日よりも尊ぶ人もいれば、すべての日を同じように考える人もいます。それは、各自が自分の心の確信に基づいて決めるべきことです。 6特定の日を重んじる人は主のために重んじる。食べる人は主のために食べる。神に感謝しているからです。また、食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝しているのです。 7わたしたちの中には、だれ一人自分のために生きる人はなく、だれ一人自分のために死ぬ人もいません。 8わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。 9キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。 10それなのに、なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか。また、なぜ兄弟を侮るのですか。わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。 11こう書いてあります。
「主は言われる。
『わたしは生きている。
すべてのひざはわたしの前にかがみ、
すべての舌が神をほめたたえる』と。」
12それで、わたしたちは一人一人、自分のことについて神に申し述べることになるのです。
福音書朗読(起立) マタイ福音書18:21~35(新35)/Matthew 18:21-35
21そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」 22イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。 23そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。 24決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。 25しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。 26家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。 27その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。 28ところが、この家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。 29仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。 30しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。 31仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、主君の前に出て事件を残らず告げた。 32そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。『不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。 33わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』 34そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に引き渡した。 35あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」
11、こどもメッセージ/こどもたちへのお話し
12、みことばの歌 教会讃美歌240番♪
1.み言葉によりて 主よわれを支え
仇をなす者を 打ちくだきたまえ。
2.主の主にまします 力なるイェスよ
主をほむる民を とわに守りませ。
3.み霊なる神よ 民を一つにし
死より命へと 導きたまえや。
アーメン
13、説教
14、感謝の歌 教会讃美歌303番♪
1.このまま、 われを愛し召したもぅ。
罪と汚れかこむとも 深き悩みおそうとも
主のもとに迎えたもぅ、 このまま。
2.このまま、 罪と汚れとりたもぅ。
十字架の主の血によりて 父のもとに迎えられ
神の子ととなえらる、 このまま。
3.このまま、 神の愛につつまる。
神のまもり尽きざれば み国に入るその日まで
主によりてやすきあり、 このまま。
15、信仰の告白(起立) 使徒信条(礼拝式文7ページ)([資料]ニケヤ信条(礼拝式文20ページ))
ーキリスト教会の信仰告白「使徒信条」によって、私たちの信仰の告白を共にいたしましょうー
全 員)天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。
そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを私は信じます。主は聖霊によってやどり、
おとめマリアから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、
死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。
そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とを裁かれます。
聖霊を私は信じます。また、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、
からだの復活と永遠のいのちを信じます。アーメン。
<奉献の部/Offering>(礼拝式文8ページ/Book of Worship 8)
16、奉献/礼拝献金
17、教会の祈り
ーー枠内は<聖餐の部/Holy Communion>「聖餐礼拝」のみーー
<派遣の部/Sending>(礼拝式文9~11ページ/Book of Worship 9-11)
18、ヌンクディミティス(今こそ去ります)
全員♪)い ま わ た し は 主 の す く いを 見ました。 主 よ あ な た は
み こ と ば の と お り、 し も べ を や す ら か に 去 ら せ て く だ さ い ま す。
こ の す く い は も ろ も ろ の た み の た め に、
お そ な え に な ら れ た も の。 諸 こ く み ん の こ こ ろ を
ひ ら く ひ か り、 主 に つ か え る た み の 栄 光 で す。
19、主の祈り(聖餐のある礼拝では「聖餐式」の中に移動)
ー御子、主イエス様が教えてくださった言葉により御国(神の国)の発展を父なる神様に祈りましょう―
全 員)天におられる私たちの父よ、み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
み心が天に行われるとおり、地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。
私たちの罪をおゆるしください。私たちも人をゆるします。
私たちを誘惑に陥らせず、悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。アーメン。
20、終わりの歌(派遣の歌) 教会讃美歌181番♪
1.ここにいます 主なる神を かしこみおそれよ、
ひとの子らよ うちに黙し み前にひれ伏せ。
主なる神を おそれをもて あがめまつれ。
2.ここにいます 主なる神を かしこみたたえよ、
み使いらも 声をあわせ ともども歌えよ
主なる神を たたえまつる み座のまえに。
3.主なる神よ くだりたまえ まずしき心に、
われをきよめ みわざのため 宮居としたまえ。
主なる神よ なさせたまえ 汝がみむねを。
21、祝福(起立)
司式者)主があなたを祝福し、あなたを守られるように。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように。
父と子と聖霊のみ名によって。
会衆♪)ア ー メ ン、ア ー メ ン、ア ー メ ン
後 奏
[お知らせ] シャローム! 神の民の家、本郷ルーテル教会の礼拝へ、ようこそお越しくださいました。
・本日9時半よりヴォラ宣教師による「バイブルクラス」があります。
また、礼拝後12時15分より「英語読書会」があります。ご参加お待ちしています。
・『聖書日課』が届きました。購読されている方々の週報棚に入れてありますのでお持ち帰りください。
・9月23日(土・祝)一日神学校「キリストの心を心とする~関東大震災100年とディアコニア~」が、三鷹のルーテル学院大学で開催されます。(詳細は、ルーテル学院大学のWebサイトでご覧ください)
・次週24日(日)礼拝後に自由参加(1階集会室で各自飲食物を用意の上)「駄弁リング会」があります。また、13時半より「修養会」(「聖書は死後の世界について何を教えているのか?」予定)を開きます。
・10月1日(日)午前11時50分より、自衛消防訓練(避難訓練)を実施します。ご予定ください。
その他の会堂利用予定:18日(月)午後5時から午後10時まで、「シロカニペ祭」舞香さん。
21日、28日(木)午後6時半から午後9時まで、AAさん。
以下は、各自ご確認ください。
ーー集会の予定など(時間などを変更することがあります)ーー
・こどもメッセージ 毎月第2・第4日曜日の礼拝の中で
・聖書通読会 毎月第2日曜の13時30分より(zoom) → 10月8日(日)
・聖書を学ぶ会(聖書研究会) 毎月第3木曜の10時30分より(対面・zoom) → 9月21日(木)
・英語読書会 原則毎月第3日曜の12時15分より(一階集会室) → 9月17日(日)
・バイブルクラス 学生センターの学期中毎週日曜9時30分(一階集会室)
・駄弁リング会 原則毎月第4日曜日午後1階集会室で各自飲食物を用意の上(自由参加)
・聖書入門講座 適宜(礼拝堂・集会室他) →10月 日(金)10時より
その他:聖歌隊の練習 礼拝後に適宜実施(隊員募集中)、本郷アンサンブルの練習 第1か第2 日曜礼拝後
ーー次週9月24日 聖霊降臨後第17主日礼拝/Seventeenth Sunday after Pentecostーー
聖書/READINGS FOR THE COMING WEEK(日本語訳と英語訳の聖書では章節が違う場合があります)
ヨナ書3:10~4:11(旧1447)/Jonah 3:10-4:11、詩編145:1-8/Psalm 145:1-8、
フィリピ書1:21~30(新362)/Philippians 1:21-30、マタイ福音書20:1~16(新38)/Matthew 20:1-16
讃美歌:教会讃美歌 68(1-4)、68(5-8)、371、398番
司式・説教:奈良部恒平
☆洗礼・堅信・聖餐(訪問)等を希望される方は、牧師まで、ご連絡をお願いいたします。
ーー献金お振込先ーー
献金の振込先:ゆうちょ銀行 記号番号:総合 10120-9651481
(ゆうちょ銀行からの場合)〇一八(ゼロイチハチ)店 普通 965148 (他行からの場合)
なお、礼拝式の中で歌う、「教会讃美歌」の音源(歌詞)は、JELCのサイトで、ご確認いただけます。