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宗教改革主日での聖歌隊賛美
499年前の10月31日。マルティン・ルターは、当時、ドイツのある大祭司が、ローマ教皇庁に多額の献金をすることで複数の大祭司職を得ようと大量の贖宥状を販売し、「贖宥状を買うことで、煉獄の霊魂の罪の償いが行える」と宣伝されたため多くの人がこれを買い求めていたことに、その考えは間違っていると抗議するため、公開質問状をウィッテンベルク大学の聖堂の扉に張り出しました。これが宗教改革の始まる大きなきっかけとなりました。
今日の聖歌隊の賛美は「かみさまは世を愛して」(God so loved the world)でした。
歌詞はヨハネによる福音書3章16節「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」から引用されたものです。
今日の礼拝でメッセージをしてくださった、アフリカのマラウィから来られたマクドナルド先生は、食べるものも着るものも十分にない子ども時代を過ごされたそうです。
それは戦後私たちが経験したものより、さらに悲惨なものだったでしょう。
そして今、現地の人たちが人間らしく、恵みに満ちた生活ができるようにするための手段として有機農業を学ぶために日本で勉強しておられます。どうかマクドナルド先生とマラウィで苦しんでいる人々の上に、神様の愛がいきわたりますように。
主のみ名によって、アーメン。
ピアノ伴奏は大江さん、コメントはHide Inoueが担当しました。